MonotoCoto.×天野琴音 当店オリジナル商品を計画し、県の工芸品作家様やクラフト展などを数ヶ月渡り歩き、ご縁あって漆芸家天野琴音様と出会い、お箸制作をお願いすることを決めました。 何度も何度も打ち合わせ、変更、調整、修正を重ね、塗っては乾かし、研ぎ出しを繰り返し丁寧に丁寧に時間をかけ、出会いから約1年、製作開始から8ヶ月。ついに完成致しました。 「いとおはし」 津軽塗(唐塗)箸・全長23.5cm カラー2色展開・赤ベース、緑ベース 木地・ヒノキ 本漆使用 価格:5,500円 ※第1回目製作分は完売致しました。大変ご好評いただき、第2回目製作分は数点在庫ございます。 お気軽にお問い合わせください。 デザイン 箸頭から箸先に向け類似したカラーを3ブロックに塗り分けしております。製作上とても難しい部分でもあります。 木地はヒノキで細めに制作致しました。一般的な津軽塗の木地である鉄木とは違い、軽さとしなやかさが特徴です。 箸は毎日お口に入れるため、安全性の高い天然の本漆を使用しています。 食卓に並んだ時は主張しすぎず…。をテーマに料理(主役)を引き立たせるために色味やデザインは抑えつつも、お箸単体で見た時に美しいと思えるモノをつくりました。 ギフト用の箱、ラッピング承ります。 漆芸家 cotone./ 天野琴音 故郷青森の「津軽塗り」の技法を取り入れながら 日本古来の「漆」を用いた作品を制作する漆芸家です。 自然からの恩恵を受けて生まれるcotone.の作品は 青森の四季を感じさせる 涼しげで柔らかい色合いが特徴です。 その人の生活に入り込めるもの、余白のあるもの、 そのもので完結していないもの、他のものと馴染みやすい、 買った人との関係性の中で完成するもの そういった一点物の作品を届けたいと思っています。 <プロフィール> 青森県青森市生まれ。京都市立芸術大学卒業。大学在学中に漆塗りに出会う。 木という素材の再現性の高さや、硬さ、塗った時の感触など、木の質感が分かるものへの興味関心から、漆塗りを専攻。2011年、青森市に戻り、漆芸の基礎技術をさらに学ぶため、弘前職業能力開発校での「津軽塗り後継者育成事業」の研修生として入学。器作りの基礎を学ぶ。